市場調査

「定量調査」

定量調査とは収集されたデータを数値化することを想定した上で設計された調査です。各アセアン諸国の人々を対象に、お客様にニーズに沿った定量調査を行うことで、アセアンの消費者動向を読み取ることが可能です。

1.FACE to FACE 調査

調査内容にあった家庭、企業を実際に訪問をしてアンケートを取る手法です。

(例)中古車購入理由、車種選択理由、整備の頻度、ブランド認知、アフターマーケットのニーズなど

【ヒアリング】→【調査票作成】→【現地とブリーフィング】→【実査】→【調査報告】

 

2.サンプルテスト 調査

調査対象者に新製品または改良品(試作品)や既に販売している自社製品と競合他社製品などを、実際に利用をしてもらって評価を求める手法です。

(例)製品の関心度、適正価格、商品の評価など

【ヒアリング】→【調査票作成】→【現地とブリーフィング】→【実査】→【調査報告】

 

3.グループインタビュー 調査

あらかじめ会場を設定し、対象者を入室させ、製品、または情報等についての評価・感想等を集団、または個人に対し、定量的にデータとして収集する手法。主にデザイン部、開発者向け調査です。

4.その他

電話、メール、ウェブ調査 (時間的な制約があるため、短期間での少量数のデータ収集などに最適)

 

本

 

「定性調査」

定性調査とは対象者からの生の言動や行動、見たままの状態や印象など、言葉や文章あるいは写真といった数値化できないデータの収集を目的とした調査で、市場の新しい動きや消費者の行動背景を探るための調査。

 

1.フォーカスグループ調査

フォーカスグループとは、少人数(1グループあたり6~8名程度)の対象者に対して司会者が座談会形式でインタビューを行い、その回答(発言)から対象者の深層心理を捉えるための調査手法です。目的は、ユーザーの行動に対する背景を理解することと、対象商品の機能的および使用に関する要求がどのようなものかを把握することです。定量調査では捉えきれない、行動の裏側にある消費者心理を把握することが可能です。

(例)自動車保証の加入について、中古車価格や品質の妥当性、中古車ウェブサイトの役割

【ヒアリング】→【調査票作成】→【実査】→【調査報告】

 

2 企業、家庭訪問調査

企業、家庭訪問調査とは、実際に対象者を訪問して行う調査手法。現地を訪問して行うことによってより実際の商品、対象物使用状況、背景等が正確に把握することが可能です。

(例)製品製造および流通の実態、製品の関心度、適正価格、商品の評価、市場の将来的可能性など

 

3.その他

キーマンインタビュー:業界の知識が豊富な人、影響力のある人にインタビューし、業界全体の動向予測に使用される手法。

ミステリーショッパー:調査員によって顧客の立場から実際にサービスを受け、現場の状況をそのままの形で抽出する調査法。

 

penn